Thanks god it's SUNDAY

日曜更新。未だ見ぬこの世の秘密をめくってます

落語的学問のすすめ 桂文珍

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不況の時ほど落語は流行るやしい。

何の因果か今回は、落語の本を借りました。数年前から末広亭におじゃましたり、本を読んだりしはじめ、ここのところは少しお熱は冷めていましたが。

 

この本は文珍さんが、関大で特別講義をしてた時のはなしです。講義の内容(トーク)がそのまま出版されたもののようです。

 

大学生向けってのもあるのでしょうけど落語の文化的背景と今をうまく繋げて親近感をもたせてくれる内容です。

 

ここに、並行して一話3分の落語入門を!

解説書と問題集のような位置付けで楽しめました♡(これは、論語の時に発見した楽しみ方)

 

自分の借りてる本を見ると、自分が潜在的にどうなりたいか、何を忘れたいか、困ってるか見えるなぁ。

 

そして、1つ満たされるとまた1つ課題を感じちゃうのも悲しいところ。

 

 

ほっとする論語

論語解説を読んだ上で、読むことをオススメします。浸透度が、全然違う!笑

 

印象的な格言をいくつか記録しておきたいと思います。

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『下問を恥じず』

知らないことを教わるのに上下なんか構わず、知らない道を尋ねるように、相手かまわず教えを請い礼を言う。人生を歩み続ける限り、道に迷ったら人に聞く。教えてくれるものがいる道は有難い。

 

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『可もなく不可もなし』

この世に生をうけて、生きる100年の人生に休みはない。突っ張り過ぎれば折れ、肉体の求める声に耳を塞げば精神は萎える。

休みのない営みだから、極端に走らず、中庸を行くことで継続する力が備わる。

 

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『君子は小知せしむ可からずして、大受せしむ可し』

大きな仕事ができる人が、小さな仕事が出来るとも限らない。天職と呼べる仕事に出会うまで、悩みは尽きず自身が揺らぐのは誰も同じ。職が変わり、さらに時代はおわって、あなたにあった仕事に出会う時が来るから、 "これは自分に合っている"と言う心の声を聞き逃さないように。

 

そしてこれ、励まされるなぁ。。。

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 『辞は達するのみ』

長い話はいつの間にか論旨が変わってくる。

言葉を無駄に費やすと、水で薄めたように印象がぼやけてくる。言いたいことがあるなら言葉の量で誤魔化さず、言葉の力を働かす。

 

 

大変勉強になりました。

孔子先生、ありがとう!

世界一分かりやすい論語、ほっとする論語

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所謂あの論語です。

美活旅のお供に読んで見ました!

『ほっとする論語』は格言集なので、それじゃあなんだか浅いな〜〜と言うことで解説と一緒に。

 

裏書を読むと、世界一分かりやすいは随分シリーズ化されているようです。今回は、主人公の孔子さんが歴史的な背景や旅のエピソード、お弟子さん達のパーソナリティ、自身の愛らしい性格も含めて身近に感じさせてくれる語り口で書いてくれています。

2500年前木簡に綴られたものだったこと、

(木簡、久々聞いた!笑)

孔子さんなりの儒教を弟子達が10篇にまとめたものであること、

儒教自体は孔子さんの前から存在していて、後の中国の国教になる程、精神と思想の支柱だったこと等など、世界史の授業をもっと真面目に受けておくべきだったと後悔しつつ(笑)

 

1番印象深いのは、やっぱりこれかなぁ。

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 『相手の罠に乗るしかない時もある』

崇高な存在とされている孔子さんだって、グチも言うし、たまには女性の芳しい香りに顔がゆるむこともある、気に入らないな〜と苦笑いしてお弟子さんと目を合わせて笑うこともあったとか。なーんだ、私たちと変わらないじゃない!とすごく親近感が湧きます。その中で、彼は『相手の罠に乗るしかない時もある』と記述を残しています。

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 礼の行いに則り近い将来、反逆者に仕えることを約束させられてしまった孔子さん。でも彼はそのあと、先ずは反逆者の考えを正すことから始めなければならないとも残しています...。強いなぁ。

 

振り返ると、彼はこうも言っています。

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『強い志は他人が奪い去ることはできない』

はぁ、自分が恥ずかしい。

最近志なんて考えてなかったな...。

 

カネの力、暴力、あらゆる誘惑。そんなものに奪われる程度の志ならば所詮は最初から本物ではない。

何者にも奪われぬ本物の志を持つものこそが、おのれの人生に"おのれだけの生き甲斐" を見出せる、と。

 

何のために生きるのか?

幸せになれるか?

は、やりたい事や志次第なんですね。

孔子さん、大変勉強になりました!

美活 in KOREA② 〜コルギ&アートメイク〜

こんにちは!
韓国美活リサーチ、引き続きハマっているので更新していきます!


小顔って脂肪溶かすか切り落とすかしか考えていなかったけど
本場のコルギ(骨気)と言う手もあるかも?と思って本日も調査開始!

 

📝コルギ

日本ではコルギ=小顔ってイメージですが、そもそもは骨気と書いて
全身に施し、結果的に骨があるべき場所に戻り老廃物がたまりにくく痩身効果や
引き上げ効果が期待できる!って話みたいです。

引き続き、amebloさんの韓国からお届け を主幹に情報を探しました!
やっぱり現地の情報が一番😆

当然ながらコルギのお店は超多いみたいですが...中でも人気なのは
ホクトシチセイさんのようです。
日本から予約できるってのも人気の秘密のようです。

が....

どのブログを読んでも、

「痛い〜〜骨折れる〜〜〜(が結果は出ました!!)」

「頬骨の皮膚がめくれました...(涙)(が、結果は出ました!!)」
など相当痛いらしい🙀

まぁそれもコスパがよければアリかも!と思いますよね、
みなさんはどう思います?笑👇

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ということで、私の好みではないので....
(痛そうだし、皮膚めくれるとか嫌よ〜)
コルギは日本で受けることにしますー😅


📝アートメイク
まさか、この切り口があるとは自分でも思ってなかった...けど
情報収集していると自分の好みのブロガーさんが何人かできるんです💗
その人が試している美活なら...って好奇心が湧いてくるんです!!

そこで、気づいたのがアートメイク
日本人女子はだいたいスッピンで眉毛ないですが、私も例に漏れずありません!

まずは定番、眉毛!
どうやらこのサロンならダウンタイムもイモトにならないらしい。

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お店の名前で複数人のブロガーさんの体験記調べましたが、ここは信用できそう!
そして痛みも少ないらしいので、空き状況聞いてみよう!!

あと...悩んだのがこれ。アイライン👀✨
お風呂上りも、お化粧しているときくらいナチュラルにぱっちりできる!!

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アートメイクっていわば刺青なので、
「え、アイラインリスク高くない?」って気持ちと
「でも、お泊りの時スッピンでいいじゃん!」って気持ちが交差すること30分。。。

私マツエクしてるからそもそもできないし不要かっ😊💗

ということで、まずは眉のアートメイクからチャレンジしてみようと思います!
まだ空き状況わからないけど、うん、やってみよう!

参考

眉毛

通訳付現金特別価格/230,000w
通訳付きカ ー ド 価 格/253,000w

アイライン
通訳付現金特別価格/190,000w
通訳付きカ ー ド 価 格/209,000w

韓国って、現金値引きの文化あるのは知ってたけどクリニックまでそうとは...
面白いですよね!

急に思い立った旅行なので、今回は軍資金少なめだから
クリニック系は、
・ほくろ除去
・トーニング
・EGF(これは日本でも大好きなメニュー♡)
・眉アートメイク
にしておこうかと思います!よしどんどん予約しなきゃ!

施術内容によって、
この施術が先じゃないと●●はあとから受けられません、とか
施術後はサウナ・チムジルバン禁止、とか
もちろんアルコールなど代謝が上がる飲み物禁止、とかあるのでプランニングは綿密に♪

bnlsも早くやりたいし...
女子は楽しいな〜🙈💗

それでは、また!

美活 in KOREA① 〜整形&皮膚科〜

なんかストレスたまるし、
「年2回以上旅にでる!」と公言しておきながら残り半年になっちゃったし、
シルバーウィークの予定もないし....

ということで、思い立ったら吉日な私は韓国旅行をネット予約💻✨

目的は、美活!!!

せっかくの一人旅だし、無様な顔になっても、多少のダウンタイムがあっても耐えられる〜〜〜😜💞

もともと日本でもBNLS(小顔注射)とフェイシャルエステ(美白対策)、経済的な余裕がある月はトゥルースカルプ(痩身)やっているので、今回はそれらをよりコスパよくがテーマです!

出発まであと1ヶ月!!
楽しく調査&報告していこうと思います👊

第一弾の調査テーマ:
整形、痩身、皮膚科、コルギ、アートメイク

韓国は美容大国ですが、ネイルやマツエクは日本の方が全然コスパいいので
(綺麗で安い!!)今回は対象外です。

📝整形

私一重なんですね。それもあって、二重には強い憧れがあります。
腫れぼったくないのが救いだけど、いつか自然発生的に二重になったらな...と✨
でも、そんなの夢です。

Amebloパトロールしたところ、
韓国からのお届けというページがあったので主幹となる情報源はここから。
人のカラダに関わる情報は、クリニックの一方的な情報より、
被施術者の情報が安心ですよね👭

とはいえ、いきなりぱっちり二重になるのはちょっと...。
と言うことで、目をつけたのが部分切開とそもそも皮膚を釣り上げで目を大きく見せる方法!

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ん〜〜〜...
どれもダウンタイム1-2週間..。会社でバレる...。
と言うことで、目元の施術は今回はパス!
(期間に余裕がある時に、またチャレンジしたいな♪)


📝痩身

次は痩身について!
ここ7年ずっとヨガはやっているのですが...
腰回りのお肉たち、ハリのある太ももは課題です。
(おかげさまでお腹は割と引き締まってるよ!!😎)

トゥルースカルプもついこの間5万円分くらいやったばっかりだけど
ももの2~3ミリなんて誤差なんですよね...トホホ。

そこで美容大国の痩身事情はと言うと...
ameblo経由ではそんなに見つかりませんでした。
bnlsの脚版もあったけど、KONEST(情報サイト)経由だったりで広告ぽさがすごい...。明洞だし、日本人目当てな感じで値段もお高い。
だったら日本でいいし、そもそも自分で鍛えます!と言う結論。

参考までに、私が見つけた唯一の候補はこちら👇
KONEST  アルムダウン・ミタム医院(旧アルムダウン医院)


📝皮膚科
さて、ここから美容大国の本領発揮です。
それと同時に情報量の多さが尋常じゃない!!!
皆さんの周りにもこっそり韓国の皮膚科通ってる人相当数いると思います...
本当、びっくり!!

韓国の女性って細胞レベルで綺麗だと思ってたけど、みなさん努力してるんですね。
この肌👇作れるらしい!

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最初は、はにゃ?って思ってたけど
水光注射(水のように光る肌になれる。多分わらび餅みたいなイメージ)が
とにかく流行ってるっぽい。。。。
日本でも割と美容好きだったけど、これは初耳。
価格も60~70万w(6~7万円くらい)が相場らしいので、そんな安いくない。
あと、ダウンタイムを1週間は見ておいたほうがいいらしいので、今回は諦めます。
まぁ価格的にも難しいんだけどね、、、トホホ😥
今度は軍資金貯めてチャレンジだ!!

それでも、美肌になりたい&小顔になりたい私に先生が提案してくれたのが
(日本↔︎カンナムでずっとメールしてます!)

トーニング+EGF注射+ウルセラ+輪郭注射!!!

気になる価格は...

トーニング:15万ウォン
EGF注射:25万ウォン
ウルセラ:150万ウォン(睡眠麻酔代込み/150shots)  
輪郭注射:20万ウォン  

参考までに、関連ブログはこちら

トーニング:https://ameblo.jp/bulnam808/entry-12014993324.html

EGF注射:https://ameblo.jp/bulnam808/entry-11866101385.html

ウルセラ:https://ameblo.jp/bulnam808/entry-11750990135.html

輪郭注射:https://ameblo.jp/bulnam808/entry-11948512117.html



うん、そこそこするね!!笑😹
と言うことで、今回はもともと目的の一つにあったほくろ除去とトーニング&EGFをお願いすることにしました!!

輪郭注射は1回では効果が出づらいらしいので、日本でBNLS継続したほうがいいかも💡こちらはゆっくりケアしていくつもりです♡

ちなみに、ほくろ除去は日本より少しだけ安いかな♪
1個当たり 1万ウォン~
お顔全体 30万ウォン

結果については、また報告します!


まだまだ韓国美活する予定なので追加でupしていきますね!✈️



大好きな本 川上弘美

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新しい本探しに川上弘美さんの書評集で色々インプット。

 

書評集にハマったのは、お恥ずかしながら又吉直樹さんの第2図書係補佐から。『この本読んだよ!面白かったから読んで見て!』と言われている感覚がいい。

 

本書のあとがきを読み、びっくり!

 

『好きな本があるよ、いい本があるよ、みんなも良かったら読んでね!と言う声が聞こえて来るような気がする』

 

とご自身でも過去の文章を振り返っている。

なんだ、これでいいんだ、と許された気分。それも川上さんに。

 

ゴクリと飲んでしまえば単調だけど、転がして寝かせて味わえばミルフィーユよりもっともっと薄い感情の層が気持ちを豊かにしてくれる。

 

喜劇でも悲劇でも、どっちらもまた味わいがある。これが人生の楽しさか?

 

さて、図書館へ向かおう。

遊動亭円木 辻原登

川上弘美『大好きな本』より

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人が生きるとは、何なのか。

残酷と可笑しさが薄い皮膜一枚で隔てられていると言うことが生きているというのとなんですね、と。

 

ほむ。

 

一理ある。

おもしろきこともなき世をおもしろく、すみなしものは心なりけり、か。

高杉先生、さすがです。

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ところで、最近読んでいる本を聞かれて、"書評"と答えるのに気がひける。

文学でも実用書でもないからか。

 

面白さを考えながら、ページを進めて気付いた。

 

「昨日○○って本読んでね、▲▲って思った」

「へぇ、私も読んでみようかな」

 

と、こんな感じ。

欠乏している。スーッと染み込む。

これもまた、今の生活の知的欲求への皮肉と可笑しさか?

 

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さて、本書を早速手に取る。

18年程前の書籍らしい。

 

表紙もさることながら、文体も粋。

落語家の噺を聞いているようだ。

「吉原の大門〜」なんてくだりもある。

設定はいつなんだろう。

 

主人公 円木は、盲の落語家。

眼球の裏側、頭蓋に向いた世界を"奈落"と表している。

 

ともすれば、噺になぞらえて仲間、昔の女、世話になった兄貴、妹夫婦との日常が皮肉に可笑しく語られる。

 

哀愁とセクシーさを感じる。

生きるとは、オトナとは。

その懐どっぷり甘えて読める。

 

前提は、盲じゃなく、誰でも自分に置き換えて楽しめる、そんな本。