あなたにありがとう 松浦弥太郎
弥太郎先生の本は旅のタイミングで持参するようにしている。心を浄化してくれる旅のお供に最適!
普段は向き合えない、あるべき色々に気づかせてくれる。
弥太郎先生の本は色んな気持ちの逃げ道を用意しててくれるので、ん?これは?と思ったらページを飛ばせばいいし、響くものがあったら繰り返し読めばいいと思っている。
東京にいると、忙しくしてて、苛立ったり、守ったり、達成感に満ちたり、気持ちが忙しいから。
でも、それでいい!
また旅に出て、癒されて、頑張れれば!
「ら抜きの殺意 (永井愛)」によると。
何かが生まれるということは、概ね喜ばしい事だが生まれることによって死ぬものがあるとき、ことほがれるべき生は、死にゆくものから恨まれることになる。と。
新しきものの勢い、そして新しきに見えて実は古きの血を引いている部分への思いやりも記述している。
何も変わらない日なんて無い。
毎日、恨みと勢いが生まれてるんだなー。
目くじら立てず、両方に目を向けられる大人になりたいものです。
最後に、本書の中で特に響いたのは
相手を支配しない話。
すごくお薦めです。